この映画は、被爆によって、悲惨な体験をされているにもかかわらず、
今、平和的に幸せに生きている方が、どうやってその人生に至ったのかを追いかけるドキュメンタリーです。
また、原爆の経験から「絶望」や「悲しみ」や生き残ってしまった「罪悪感」、
アメリカに対する「怒り」や「恨み」が当然あったことでしょう。
にもかかわらず、今を生きる私たち世代が、
そのような感情に苦しむことなく普通の生活を送ることができています。
それは長崎にいる私たちにとっては当たり前のことですが、
世界的にみると非常に稀有な価値あることだと考えています。
なぜ、長崎は許せているのか?
それともこれは諦めなのか?を問いかける映画になるでしょう。
【ハッピース・ドキュメンタリー映画の目的】
この映画には、2つの目的があります。
原爆が落とされ、焦土と化した長崎の街並みが見事なまでに復興し、
そして、そこに暮らす長崎の人々がアメリカ人を敵視することもなく、
平和に、とても友好的に暮らしている。
そのことは、世界的にとても珍しい素晴らしいことだということを、
まずはできるだけ多くの長崎の人達に知ってもらうこと、
長崎に暮らす私たちが、当たり前に生活していることが、
世界に誇れる平和の象徴であると自覚し、
長崎人であることを自慢に思ってもらうことが一つの目的です。
また、もう一つの大きな目的は、
映画を通じて海外に、長崎の平和な様子、
過去に何があろうと平和を選択することが可能だと知ってもらうことです。
この目的を達成するため、より多くの長崎の人たちに関わっていただきたく、
1万人でハッピース!と呼びかけ、エンドロールを撮影しております!
≫撮影中のエンドロールイメージは、こちら! まだまだ出演者募集中!